The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

シャッターの感触、巻き上げの間、Filmの質感。

願えば叶うものだ。
久しぶりにフィルムで仕事をした。
もう業界ではフィルムで納品したら干されかねない時代なのに。笑

ちなみに自然系ではなく、ハイファッション系雑誌のシゴト。
やっぱり仕事で写真の質をイチバン求めてくれるのはFashionかもな。
フィルムで撮ると、デジタルのヌルさが肌に染みる。
ノスタルジーに浸りたいのではない。尖るかヌルいか、どっちが心地良いかだ。

最高に楽しいっす。

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好きな人もいるからデータ書いとこう。

Nikon FM3A 35mm / f1.4
Leica M6 Summicron 35mm / f2.0

七夕は、雅展の誕生日。そして女の子からのプレゼント。

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昨日、七夕は雅展(まさのぶ)8才の誕生日。
去年、我が家に来て一緒に祝ってくれた同級生の女の子は、2年生になってクラスが変わった今でも大の仲良し。前日に深夜までかかって手作りのキーホルダーを作り、手紙と一緒に持ってきてくれた。一所懸命に書いた言葉と、封筒の「かおりつき」のホスピタリティに感動。
「世の中には高校生になってもバレンタインチョコの一つももらえない男子がいるんだから、ちゃんと感謝しろよ。」と、言ったら「え!そんなダメダメな人がいるの?」だそうだ。後悔先に立たず。友達は大切にしよう。
女の子は今日も朝から雅展を迎えに来て、2人で元気よく出て行った。



今年の高校球児はみんなの夢を背負ってる

震災で傷つきつつも夏の甲子園県予選になんとか使えるようになった藤崎台球場で撮影。
今年、熊本県内の高校生は、ほとんどの競技大会が中止される中、夏の甲子園はみんなの夢を背負っているそうです。それぞれに頑張れ。

因みに今年の県予選開会式で選手宣誓のクジを引いた高校は第二高校。熊本市内の被災で一番ひどかった地域の学校。彼らの役目なのかもしれない。見たら泣くかも。


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あー、モノクロがやりたい。



フルアナログのフォトグラファー、ニューヨークのアンドリュー・D・ワグナー。ストリートフォトのお手本みたいな人。日本で流行っている開放ボケボケ、撮影者の感情までボケて見えない甘ったるい写真とは違って、ハートフルでパワーがある。

 

Nexus6Pのカメラがスゴイ。

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Nexus5(スマホ)にガタが来て、Nexus6Pにアップグレードした。
早速カメラテストをしてみたら暗部にノイズがまったくでない。スマホの小さなレンズでこれはこれですごい事。
ただ、綺麗の概念が「ノイズがないこと」になっている昨今も悩ましい。デジタルは性能が良くなるほど、人間本来の感覚から離れていくような気がする。使うけどね。

 

ニュー写真サイトの話。Tumblrは面白くて難しい。


I Shoot Film

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震災以降、フィルムでしか写真を撮らなくなった。
というか、フィルムが楽しすぎてヤバい。

Tumblrで数日前に拵えたばかりの写真サイト「I Shoot Film」。
ほとんど最近の撮り下ろしで、これからもそうするつもり。
テキストもあんまり入れる気はない。よかったらどうぞご覧ください。