The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

曖昧なイメージサンプル

オリンパスペンE-P1やリコーGR DIGITAL IIIなど矢継ぎ早に
発売されていますね。
今の高級コンパクトはどれもとんでもない性能で一眼レフでないと
撮れなかったような写真があっさりと写る。
というよりは一眼より小型で携帯しやすい分撮影範囲が広がり、
コンパクトカメラに歩があるロケーションも増えています。
私はそもそも機種に依存しない性格なので仕事から作品撮りまで
欠かせないジャンルのカメラでもあります。
そんなカメラを私も欲しくてメーカーのホームページを見に行きますが、
あのサンプル画像がどうにかならんもんかなといつも思います。
私みたいなプロやカメラに相当詳しい人でもあの画像を見て
「うーーーん。。」と、どう判断していいのか分からない画像が多く、
ましてやちょっと興味が出たくらいの人にはその新製品がはたして
良いのかどうかさっぱりとわからんと思うのです。
製品が発売されたあとに一般の方がブログに載せた記事や写真のほうが
よっぽど判断がつく。そういう写真をメーカーが載せてこないのは、
より分かりにくくしているあざとさが伺えなくもないですが
もう21世紀も10分の1過ぎようかという時代です。
いい加減20世紀的売り方はやめてほしいなと思います。
ついでに言えばクルマのカタログもそうですが
私ら広告制作の人間がもっとメーカーの重役さんに
「もういい加減やめませんか?」と、
鋭い提案をかますことも大切でしょう。嫌われるかもしれませんがね。

R0010488
私の名作?「セザンヌのアトリエ」はリコーで撮影。
メーカーさん、使いません?