King of Pop

　昨日ようやく「This is it」を見た。
言わずとしれた亡きマイケル・ジャクソンの映画だ。

　かっこいい。。
あまりの格好良さに涙が出る。

　オープニング。本来行うはずだったロンドン公演に抜擢された若きダンサー
たちのインタビューが流れる。世界中から超一流のダンサーが数百人は集まり
その中で勝ち残った10人ほどの、それもおそらくは受かったばかりの高揚感が
ひしひしと伝わる涙と歓喜の入り交じった声で。
　そして、最後の一人が噛みしめるように言った。
「人生って、ほら、辛いことばっかりだろ？それでも何か確信が欲しかったんだ。自分に自信が欲しかったんだ。」そういうようなことを言いながらつぶやいた。

　「This is it」（これがそれさ）

　映画のどこにもお涙ちょうだいのシーンは仕込んでいない。
ただ全編において愛が溢れていた。

それは間違いなくマイケルの深い愛が成したものだ。