The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

GXR

朝の通勤の空。

なんだか、秋のような雲が出ていた。
気分は悪くない。

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飛行機雲が出るということは天候がくずれやすいってことです。
でも、気持ちいい。

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これらの写真は写真仲間で小説家、木野英範氏のオススメで購入した
リコーGXRの試写。だが、なんとも悩ましいカメラだ。
先に言っておくがまず間違いなく良いカメラではある。

ただ、自分はGR3と比べてしまうので、画像のヌケや立体感、シャープネス、
ボケ味などなどでGR3には及ばないと感じてしまう。もっと比較すれば
絞り解放では絵がぬるい。(1絞り絞ると立ち上がる)やはりズームレンズだからか。
シャドーノイズがやはりGR3よりは出やすい。オートホワイトバランスも大きく
動きすぎる。上の青空の写真も1枚目と2枚目では大きく色が違う。
これは、設定をもっと把握する必要がありそうだ。

もっともGR3は28mm専用設計のそれ一つでGXRと同じ値段するのだから
仕方がない。今後、レンズのラインナップに期待したい。ただ、なんと言っても
ズーム(自分のは24-72mm)は便利。逆に期待していなかった望遠側の絵が
案外いい。これは大きい。(GX100の時は良くなくてほとんど使わなかった)
決して画像がとても悪いのではない。比較対象が手強いだけだ。

因みに木野氏のGXRの画像をモニターで見たときはもっとよかった気がする。
まだ、自分が使いこなせていない面も多くあるんだろう。

いまんとこの個人的評価。
GR3にあと1歩!EP-1より上!素性がいいだけに今後のレンズに超期待!!

28mmのみで勝負できるときと、ズームが必要なときの使い分けになるだろう。
世の中完璧なカメラなどないもんだ。いや、よく分かってるつもりだけどね。
こういう悩みがまた楽しいのだ。

たぶんね。