The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

河内の鯖とワンカップ

先週、取材先の河内でいただいた鯖寿司が本気で美味しかった。
見た目にも美味そうだとは分かってたけど、ちょっとびっくり。
舌の好みど真ん中でした。そうなると酒を飲まずにいられない。
正確にはいつも飲んでますから、量が増えるってことになるんですが。

さて、これだけ脂の乗った味と繊細な風味の食材だとビールじゃもう役不足
焼酎も芋は癖が邪魔をしそうでもったいないし、米もいいやつは切らしてるし
ちょっと甘いかも。ワイン?ないない。無理矢理探せば合わないわけじゃない
けど、この時期の鯖みたいに脂が前面に出て後味に魚の風味がフワッとくる
ようなやつにワインだとお互いを殺し合う。食の文化が違うから限界がある。
もっと、おだやかな海の食材だと合うんだけど。なんでも素直にを合わせる
のが一番無理がないのですね。そうやってストックを見るともう日本酒しか
選べない。やっぱりそうなるのね。

そうやって先日福岡に行ったときに東北の物産館で買ってきてた美味しい
美味しいワンカップをついに開けることになりました。ワンカップと馬鹿に
してはいけない。数ある東北の銘酒が飲みきりサイズでどわーっと売って
あるわけです。ワンカップだから、いろいろ買っても安いし飲むときの量も
ちょうどよい。

今回開けたのは秋田と岩手。2本も飲んじゃったけど、美味しくて飲みやす
くてまあ美味い美味い。
このネタに美味いという文字をどんだけ書いたかな。

そのくらい美味しかったんです、本当に。また買いにいこ。すぐに。どっちも。

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私は素朴に味わえる純米酒が好き。