The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

10代の写真

昨日は例年通り、高文連(文系のインターハイ)の熊本県代表写真審査でした。
約700点の写真はもうほとんどデジタルになり、モノクロの紙焼きは僅か6点。それでもその6点あったことがなぜかちょっと嬉しかったですけどね。しかし、さすがにデジカメとプリンターの性能が上がったため、今年の作品はやたらと高画質で、ピントもボケ味も昔はそれぞれに技術や知識がないといい雰囲気は作れなかったものですが、高校生でここまで撮れるんだ、と驚かされるレベルでした。
ただ、いつも少し残念なのは高文連になると皆、大人びた(悪く言えば少しおじさんクサい)写真になってしまっててなんというか高校生らしくない。高校生らしいとは何か?というのは端折りますが、年齢的に本当はもっと多感で、繊細で、大胆だったりするはずなので、思いっきり自分を表現して10代の「今」しか撮れない写真を狙っていってほしいと願います。
先生にも思い切って「これはこういう指導方針なんですか?」と、聞いてみましたが、「そんなことは一切ありません。私達もそういう写真があってもいいのにと思うほどです。」と、おっしゃるんだし。そんな風に言いながらも、高校生のエネルギーに触れてパワーをいただいた私でした。
頑張れ!高校生!!オレも頑張る!!

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関係ないけど、ここ数日で一気に庭の木々が緑を蓄えた。この季節は命を感じられて大好きだ。