The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

Vintage Lantern

今週もキャンプに行きたかったけど、スケジュール的に無理だったので、昨日は庭で「ほぼキャンプ」をした。ほぼキャンプとは、庭でやるからと言って家の道具を使わない不便な遊び。でも、自分のキャンプ道は「不便だから面白い」なので、それをしないと意味がない。不便だとカラダを使う。それでも人間楽をしたくなるから、今度はカラダを使わないでいいように知恵を使う。そして、しまいにはこれくらいでいいか、とほどいいところでケリをつけたり。そういうのが面白い。自然に囲まれに行って、やたら便利すぎると自然に溶け込んでいなかったりしそうで。とはいえ、キャンプ用の道具も良く出来ているので、苦労なんて一つもないですけど。

ところで、最近ようやく活躍できるようになったvintage lantern。

Coleman model200(canada made)

2年くらい前に買ってたけど、子供が大きくなるまでキャンプに行けなかったからずっとお蔵入りしていて最近デビュー。1950年代製でクロームタンクに惚れ込んで買ってしまいました。最近は、LEDランタンがたくさん出回ってますが、これもまた不便なガソリン式ランタンが僕は大好き。自然の中でこの優しい光を灯すと、時間が止まったように感じる。僕もテント内用にLEDを一つ買いましたが、自然の中のLED光はどうにも違和感を感じてしまい、ほとんど使いません。気の利いたアイデア商品に助けられることも多いですが、キャンプ道具はあんまり進化しすぎないでほしいとも思ってしまいます。だって、自然と戯れに行くんですから。

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家では現在、別の作業も進行中。大工の秋です。