The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

あかね市

久しぶりに家族で牛深へ行ってきました。
牛深で「あかね」は「大漁」を示す言葉で、牛深の新鮮な物産を安く提供してくれるお祭り市。ハイヤ踊りも見られたり、釣りが好きな人には海に特設された生け簀から40cmクラスの鯛を釣って楽しめたり、年末に向けて加工品を仕入れても良いなどと誰が行っても楽しめます。また、熊本市内から行けば南国牛深の暖かさにも驚きます。さすがに半袖とはいきませんが、朝から羽織って出かけたアウターのファスナーは全開になることでしょう。牛深が少々遠いことなどは行ってみればすっかり忘れます。ありえないほど美味しくて、ふだん食べられない宝物を、この日だけは遠慮なくいただくことができますから。
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今回は、長島からフェリーで牛深へ上陸しました。こちらのほうが鹿児島もついでに堪能できるし、ドライバーも高速道路を使うので疲労が少なくてすみます。

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港を出て、15分もすればもうハイヤ大橋が迫ってきます。

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天然鯛が釣り放題。大人気でした。

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いつもお世話になっている原かまぼこさん。

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ばくだんも大人気で完売したそうです。「おとうさんの作ったちくわ」も大好評。魚の絵は実際にお子さんが描いたもの。

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美味しさは伝わるでしょうから何も書きません。牛深で捕れた水揚げすぐの新鮮な魚介ですから。

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上空に飛んでいるのはカラスではなく、全て鳶(とんび)です。巨大な彼らがヒッチコック並の数で生きていけることで牛深の豊かさを教えてくれます。