悦楽までの快感
映画「NOT LONG AT NIGHT」の第三期撮影も無事終了。
まだ東京ロケや天草でのインサートカット、音録りなどの細かな作業は残っているが、東京から役者さんをよんでのロケは終了となる。なんとか峠は越えたみたいだ。やはり90分の映画を作るっていうのはかなり大変。ほんと強化合宿のような日々だった。それでも何度だって書くけど関わるスタッフが素晴らしい面々ばかりだったことが一番の助けだった。なんてったってやる気しか出てこないのだから。ハードな場面でも高笑いで乗り越えられる連中、やる気を削ぐ輩が一人もいない現場。そして、それらの人間が同じ方向を向いている、ということが奇跡とも思える。まったく、不思議な集団で今でも夢の中にいるようだ。
特に普段の自分はフォトグラファーだから基本的に独り。群れるのが好きじゃないから、独りで全部やれる職業を選んだとも言えるのだけど、どうももうしばらくならこのチーム、心地よいみたいだ。
また独りになって写真を撮る悦楽の日まで、精一杯楽しんでみよう。