The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

閉幕

参加させていただいた第25回東京国際映画祭が昨日閉幕しました。

写真家のスタンスから映画を撮ったことさえ、そうそう機会のない話しですが、映画祭という映画界最高峰のイベントに出品できたことは夢物語のようでありました。
昨日の最終日は各作品賞の発表でもあり、選から漏れたことは残念ではありましたが、映画に賭ける熱意を持った多くの才のある方々と交流させていただき、また審査員の方からも愛情深い叱咤激励をいただき、身に余るとはこのことかと言わざるをえない経験をすることができました。
僕にはこの映画祭を経ていろんな感想があります。
まずは楽しかったということ。一つの区切りとして大満足できたこと。少し悔しいこと。次へのエネルギーが湧いたこと。
最後が一番大きいです。参加しただけで満足なのも事実なのですが、やはり一番を狙う気持ちは大切だし、どうも好きなようです。普段はいいモノさえ作れたら、後は人に委ねて観て感じてもらえばと常々思っているのですが。
一番を獲りたいためにモノを作るという訳でもないですが、ああいった舞台に上がらせていただいたことで、また別の角度からモノ作りへのエネルギーが湧いたことは、映画祭の全てのスタッフに感謝しなければなりません。

そのエネルギーをどこにどのように使うかはさすがにまだ未定ですが、今日の所はモノ作りへの情熱がふつふつと沸騰してやまない自分を嬉しく思います。笑
それと応援してくださった熊本の皆様、全国の皆様。本当にありがとうございます。

11/3からは熊本のDenkikanにて2週間の劇場公開となります。その後もこの映画を出来るだけ多くの方に観ていただけるよう努力します。今後ともよろしくお願いします。

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