The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

2年ぶりのキャンプ修行(蔵迫温泉オートビレッジさくら)

2年ぶりにキャンプに行ってきた。

独身の頃は、550cc幌ジムニーの後ろに簡易なキャンプ道具を積みっぱなし。
仕事が終われば家に帰らず山で寝泊まりなどしていたから、1年に何度泊まっていたか分からないほど幕を張っていた。(幕を張らずに寝ていたことも多々だけど)

しかし、家族を持ってからはそんなことなど出来る訳もなく、仕事は忙しくなるわ、子供はまだ赤児だわで気がつけば全く行けずに後々でも1年に2度も行ければ上々。道具やスタイルはどんどん進化するなかで、もはやキャンプ初心者と言っても間違いないレベルまで成り下がっていった。また、ファミリーキャンプに関しては本当に初心者で、道具もやり方も何もかもが違うので完全な学び直し状態。

また去年は、熊本震災があったことで阿蘇にも行きづらくなり、地震から2ヶ月ほどはほとんどキャンプに近いような生活もしていたから、なんだかお腹いっぱいな感じで、全く行かなかった。
ということで、今回2年ぶりのキャンプとなった。

だけど、最近はバイクにしろレコードにしろ、原点回帰的発想が自分の流れになっていて今回のキャンプも意気込みだけは半端なかった。目的はキャンプの達人に回帰するためのデータ収集。食事や遊び方、過ごし方の再構築と道具の見直しで、楽しむというよりも完全に勉強モード。今回以降は行ける限りキャンプに行き尽くし、トライ&ゲットを繰り返すつもりだ。


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【キャンプ情報?】
今回修行の場所に選んだのは南小国町満願寺にある「蔵迫温泉オートビレッジさくら」。キャンプ初心者に温泉は必須です。天候は完璧な晴れ。気温も18〜28度でパーフェクト。
しかし、ファミリーキャンプを快適に過ごすには、まだまだ修行が足りずたくさんの事を学んできた。ファミリーキャンプマスターへの道はまだまだ遠い。

オートキャンプの施設自体は簡素なので、ファミリーで電源付き悠々自適キャンプをしたい人には向かないかもしれませんが、サイト数が少ないので人がごみごみすることはなく、自分の持って来た道具で全て満足という方には、不満のない良いキャンプ場だと思います。小さいキャンプ場ということは、どこにテントを張ってもお風呂も水場も近いということ。管理棟には、生ビールやお酒、お米、薪、自販機などはあり。
阿蘇サイトと久住サイトに分かれていて、人気は絶景が見える阿蘇サイトですが、風の強い日にあたれば阿蘇サイトはヌケがいい分、結構なバイオレンス状態になりそうだし、ソロキャンプなら絶景もいいけどファミリーなど人数多めのキャンプだとそんなにいつも絶景ばかり見てる?という考え方(夜は見えないしね)もあるので、案外久住サイト側も落ち着いていてアリだと思います。ただし、どちらのサイトも場所によっては区画が狭いので、ファミリーで大型テントとタープも張りたい人にはちょっと狭いかも?私は気に入ったのでファミリーでまた行きますけどね。ソロ〜2人のコンパクトキャンプで天気の良い日に阿蘇サイトで幕を張ったらチョーーー最高だと思います。
温泉は、温度も丁度良く(私は熱いお湯は苦手)、とりあえずこれがあるだけでもう最高とも言えます。
あ。天気の良い夜は星がすごく綺麗なので、やっぱりヌケのいい阿蘇サイトはオススメかも。