The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

コーヒー豆との対峙

きっかけは東京の友達から、いかにも美味しそうなコーヒー豆が届いたこと。

コーヒーはけっこう好きだったけど、今までは面倒臭くてだいたいドリップのみ。そのドリップもかなり適当におとしてた。考えてみたらそれって好きって言わないんだろうけど。
それとは別に、お酒は大好きで飲むとけっこう深酒してしまうほうで、これをそろそろコントロールしようと思っていた。そこで自宅のお酒をやめて、趣味と言えるくらいにコーヒーを極めてみようと考えた。何事ものめり込む性分だけど、それをこの際活かそうではないかと。

届いた豆は、盛岡のクラムボンさんというところの豆で、エリー(友達)のお気に入りらしい。深煎りで香りも深く香ばしく、かなり濃い茶色でツヤツヤしている。当面はこの豆をどこまで美味しく淹れられるかについて研究しながら学ぶつもり。

初めて淹れた感想は、苦いけど甘く酸味はほのかで、後味は割とすっきり。もともと苦く出るだろうと思って少し豆を少なめにしてみたけど、どうもこれでは物足りない気が。きっともっと苦みを出しても嫌みのない味に仕上がるのだろうなと感じて2杯目からは豆を増量。そして、ドリップのテクニックが重要なことに気づく。(今ごろ。。。)
ポットも買い直して、手をぷるぷるさせながら1杯1杯淹れています。

コーヒーって、かなり繊細らしいですよ。。

まだ、全く豆の潜在能力は出し切れていないと思うけど、それでも夜にレコードを回しながら、お湯を沸かしつつゆっくりコーヒー豆と対峙する時間は、既に趣味と言ってもいいかもしれません。

いつかコーヒーを淹れる腕の方が趣味であると言えるように日夜頑張ります。


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