2006-06-06 最後の朝 photo・art Graphes開設当初からのメンバーが今日を最後にやめる。自分にさらに磨きを入れるために独立するという。寂しいことだが気持ちは分かるし、これほどの勇退もない。写真はこのメンバーが揃う最後の朝のミーティング。ぼくらはメディアに絡んでカメラマンなどとカタカナ職業を名乗っているけど、どこまでいっても「ただの写真屋」だとも思っている。写真(カメラ)とは記録する媒体(道具)のこと。なんの変哲もないこの写真は日が経つに連れて宝物になっていくのだ。そしてまた明日から「あたりまえの日々」が始まる。