住宅の哲学
真剣に家を建てようと考え始めてから1年以上。
土地の景観と家のデザイン、自分のライフスタイルとの組み合わせ。
個人で買い物をするものの中でこれほど難しいものがあったのか。
この1年はそれを知るために費やしました。
日々、勉強です。
「フランク・ロイド・ライト」「ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ」「ル・コルビュジエ」「ルイ・イザドア・カーン」
最近は「グレン・マーカット」。
もちろん、これらの巨匠建築家の作品や歴史的建造物が
そのまま建つわけではないが、アーティスト(建築家や宮大工)が
そのデザインに何を考え、何を目指したのか。
どんな哲学をもって生涯、建築に携わったのか。
同じ、物づくりをする者としてはこれをしっかりと学んでから建てたいのです。
哲学があるからデザインがあるのであって、決してデザインが先行することなどありえない。
だから、哲学のない商品をわたしは買わない。
そんな、私にとって「家」は立ちはだかる強敵です。
頑張って勉強しよ。