The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

17才の酒の飲み方

 週末はぐでんぐでんになるまで飲んだ。
あんなに飲んだのはかなり久しぶりだったろう。なにせ夕方6時過ぎから夜中の4時まで飲んでるんだから、飲み過ぎないはずがない。もう20代じゃないんだし、そんなテンションで飲む仲間はさすがにまわりにはいないはずだったが、1集団だけ残っていた。同級生だ。ポスター制作の流れから九学会の忘年会に加えてもらったのだ。
それにしても、たまにしか会わない(20年ぶりに会う友人さえいる)のと、普段はそれぞれに社会人をやっているのに一瞬で同級生という学生気分に戻れるというのは恐ろしい。学生時の関係性さえそのまんまだったりするから、偉いとこの社長さんなどという肩書きなど軽く吹き飛んですっかり17才に戻る。話題は、といえばさっぱり覚えていない。酒に酔って記憶がないのではない。不毛な話しかしていないのだ(笑)。
おかげで翌日は昼過ぎまで寝てた。今年初のぐうたらな週末だった。
それでも今どき、一切仕事の話しもせずに不毛な会話で10時間も退屈せずに笑い会える仲間がまだいるというのはありがたいことかもしれない。不思議と何か温かいものに包まれたような週末だった。
 もっとも頻繁に会ってこんなに飲んだくれてたら仕事なくすけどね(笑)。

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zuiko 28mm f2.8 / Kodak E100G

とても楽しい夜だった。
今日からまた自分の世界に戻ってアグレッシブに写真を撮っていこう。