for Brooklyn
Brooklyn, NY から去年の秋に頼んでいたオリンパスOM-4用のインテンスクリーンが届いた。インテンスクリーンとはカメラのファインダーから見える映像を、オリジナルのスクリーンと交換することでより明るくできるスグレモノで、より暗い場所でもピントが合わせやすくなるというもの。
今回は3ヶ月と比較的時間がかかったが、インテンスクリーンはその時々で切り出して生産できるらしく、時間はかかっても必ず手に入るもののようだ。もっともそれはアメリカの話で日本では「生産終了」の一言で終わってしまう。オートバイなどもそうだけど、日本製の物を永く使いたいと思うとメンテナンスでアメリカのお世話になることが多い。アメリカは旧いモノを大切に使える仕組みが出来ていてとても羨ましいかぎりだ。
前にも書いたがアメリカは歴史がないと言われつつも建国から200数十年のなかで建造物や文化を大切に使用、保存している。日本は国が形になってから余裕で1000年以上経つが、いつの間にか壊しては新しいものばかり作るようになってしまった。新しいものでお金を産み古いものを失っていく、それのみのルーティンからなんとか抜け出せないものだろうか。
自分にできることは写真の記録性を活かして、今を撮っていくことなのだが。
Ricoh GR3
ほぼ半絞りくらい明るくなった。また楽しく写真が撮れそうだ。