The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

青空と桜のあいだ

先週の午後、玉名までpfkのバッジを届けにベスパで行ってきた。午前中は入り組んだ街の雑貨屋さんなどへ配達に回っていたので、クルマよりこっちのほうが軽快でいい。
春らしい気持ちのいい日だったが、スクーターということで軽装だったので海沿いを50kmも走るとカラダも冷えてくる。でも、バッジを届ける使命と、もともとバイクという趣味はそういう不快適さを味わうためのものなので、ちょうど気合いが入ってかえって気分が良かった。
青空と桜の間を縫うように延びる道路を駆け抜けながら、今日の暖かさをまるでバッジを届けるように東北まで届けられるなら、この不快適さを味わいながらすぐに飛んでいくのに、と思ったりした。

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