The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

牛深からやってきた金魚

牛深から金魚がやってきた。
やってきたというかすくってきたのだけど、マサノブが。
赤い魚がうじゃうじゃ泳ぐ水槽に興味津々だったマサノブに「とーちゃんがすくい方を教えてやろう!」と、見本をみせたつもりが1匹もすくえず撃沈。顔を見るとやりたげだったので、あっという間に紙がやぶれるのも経験だな、「よし!やってみろ!」とばかりに偉そうにすくい網を渡すと、ものの数秒でささっと1匹すくってしまった。おいおい、とーちゃんの威厳がねじゃねーかい、マサノブ。
釣果は1匹だったが、お店のおばちゃんがとーちゃんの分もと気を利かせてもう1匹くれたので結果2匹の金魚がはるばる牛深から我が家まで移送された。魚など飼ったこともないのでとりあえず見た目にかわいい金魚鉢をゲットして帰り、夜中にネットで飼い方を調べてみると、かわいい金魚鉢は金魚を飼うのにまったく適していないことが発覚。いやいや。金魚鉢として売ってあって飼えないとはどーいうことだ。オレはこれで飼うぜ。と、翌日熱帯魚屋さんにも「あれじゃなかなか飼えませんぜ。こっちのほうがもっと楽なんすよ。」という耳に痛ーい言葉をいただきながら、とりあえずこれとこれを買ってまずは育ててみます!と、ただの駄々っ子素人になって只今飼育中。この金魚鉢の命はいつまで持つやら。とりあえず、金魚の命のほうが大切だからね。毎日とーちゃんとマサノブで金魚に餌をやる楽しみがなくなっては寂しいから。

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