未来の目
昨日は熊本市内の中学校さんから講話に呼ばれていってきました。
将来、子供たちが仕事に夢をもてるような「お話し」をということでしたが、結局写真をプロジェクターで大量に見てもらい、話はおつまみ程度にいたしました。自分は写真家ですのでいつもメッセージは写真に込めています。多感な13才くらいの年頃ですから感じてもらったほうが早いかと思ったからです。終わったあとは先生から、「写真を見せていると文章でつい補足したいなどと思われませんか?」と尋ねられ、職業のスタンスの違いを感じました。先生などは教えなければならない勉強を的確に伝えていくために文章など一言一句間違わずに伝えなければという使命感がおありでしょう。僕のようなクリエイターの場合、捉え方は見る人の自由でその人が感じたことは全て正しいという立ち位置で見ていただきます。たまにすごい発想能力や角度から見る人もいて、それをまた勉強させていただくことすらあります。
今日出会えた子供たちが将来どんなカタチで未来を作っていくのか。僕の立場からはどこまでも自由に、そして幸せになってほしいものです。今日僕が見た、きらきらした目のままで。