The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

LED電球は人を悩ませる

気がつくと家の電球が3つも切れていた。
廊下やバスルームのダウンライトはいくつもあってそれほど暗くも感じなかったから、まだいいかとほったらかしていたが、ふと数えてみたらけっこうな数。お客さんが気づけばさすがに貧乏くさいか?と、気になりだした。ということで先週末、ホームセンターの買い物ついでに電球コーナーを覗く。

想像通りだけど電球はLEDのオンパレード。よく探すと僅かに白熱球も売ってはあるが選べるほどはなく、逆にLEDはどれを選んでいいやらで、そこは想像していなかったためちょっと困る。
更に買おうと思うと値段が高い。いかに最近こなれたとはいえ白熱球は100円代なのに、パナソニック東芝などメーカーもののLEDは2000円代。知識無しで行った自分もいけないが現場でアタマが真白になり見知らぬメーカーの980円という一番安いのを3つ買っってしまった。これがLEDについて深く考えさせる要因となる。

帰って取り付け終了、即点灯。半端なく眩しい。そして色がキライ。
箱には「寿命40000時間」の文字。

ここで初めて気がついた。
40000時間の寿命が嬉しいのは気に入った光色や明るさであった場合だけだ。
そしてシュミレート。廊下やバスルームなどはリビングと違い、1日の点灯時間が長くない。仮に4時間として10000日。10000÷365だと27.39年。気にくわない電球と過ごすにはあまりにも永い。まして1日平均1時間超しか使わなかったらやがて100年持つかもしれない。僕の寿命より永いじゃあないか。

結論はLED買うときは値段じゃない。場所に応じて納得のいく製品を買おう。

因みに白熱球は何年後かに製造中止になると聞いた。個人としては一生分の白熱球をいま買い足すのか、納得のいくLEDを発見するかで悩むはめに。

気になるLEDはこれ

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しかし、既に買ってしまったLEDはどうしよう。とりあえずヤツと人生を添い遂げる気はないのだが。