The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

ここ最近のキャンプ、ダイジェスト(梅雨だから)。

東京はこの週末に梅雨明けしたそうですね。

九州は台風の影響もあって、今週いっぱいは天候不順。
梅雨明けは来週になりそうです。

と、そんな時期なので僕の大好きなアクティビティは少しばかり休憩タイム。
ちょっとさみしい。笑

僕の2大アクティビティはバイク、キャンプ。と、それを組み合わせたりしながらの旅。(3つじゃん)
自然のなかに入れば人間は小さなものと体感できる。単純にロードをロングツーリングしても地球ってやっぱデカイなぁ、って感じる。そんなのが好きです。

雨も本当は好き。
キャンプでタープに落ちる雨音を聞きながら火にあたったりくつろぐのは気持ちいいですね。ただ、撤収が面倒臭い。

昨年の後半からソロスタイルに変えたキャンプは新鮮で楽しくて、ただいま最高の趣味になっています。しかし、ブログにはあまり上げてないですね。なんでだろ。

案外現場が忙しくって写真撮ってなかったり、何かと汚れやすいキャンプにカメラを持っていくのも若干億劫というのもありますが、今後は記録に残すためにも、もうちょっとアップしていきたいと思います。

で、今日のところはダイジェスト的な。

まずは現在どハマり中のハンモック泊。これまで約16年はずっとMossテント。昨年末は補修を行い、浮気もせずこの一張りだけを使ってきましたが、久しぶりに買う気にさせたテントがハンモックスタイルでした。
ハンモックはとにかく収納が小さく、設営と撤収が早い。また通常のテントだと室内マット、グランドシートなどいくつかのオプションが必須ですが、ハンモックならせいぜいシュラフがあればOK。冬場は背中からの冷気が相当寒いと聞いているのでMossの出番でしょうが、3シーズンはいけそう。
バイクキャンプ時にも荷物が圧倒的に減らせるので威力を発揮できそうです。(まだバイクで行けてない)

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晴れたらタープを広げて風をたっぷり入れます。

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包まれ感がたまらない。そして風が最高に気持ちいい。

この1年のテーマはモノを減らすこと。
長いことキャンプをしてきて、いつの間にか増えた色んな道具は本当にいるのだろうか?道具に助けられ過ぎていないか、自然と向き合えているだろうか?と、考えることでした。
その結果、今年からガス、着火剤、ホワイトガソリンを持っていくことをやめました。オイルライター、オイルランタン、テント内用に小型LEDライトはOKという自分勝手なルールなのですが。
上の3つをやめるとまず光量が圧倒的に下がります。料理も薪で全てやるから火力調節も容易ではありませんし、そもそも最初のうちは薪に火をつけるのでさえ大変でした。しかし、なんでも慣れるものですね。薪の火もあっさりと付けられるようになったし、光量さえ目が慣れて、今ではガスカートリッジのランタンが眩しすぎます。

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写真の時は違いますが、できるだけ薪も倒木の現地調達です。

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以前はガスやガソリンの「シューッ」という音が心地良かったけど,今はオイルランタンで無音。光量はガスの半分以下。

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オイルランタンより更に光量半分のシアトル製キャンドルランタン。やはり目が慣れた。

 

夜の森のにおい、黒い山に響く鳥や動物たちの声、自分の手も見えないような暗闇。
そこにある僅かな火の光に、安堵と温かみを感じます。

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来週はきっと梅雨明け。
山奥バイクキャンプを目指します。