G310GSで椎葉林道の頂上制覇!そしてまさかの・・・
ついに登り始めた椎葉林道。
進むほどに標高が上がり、山の奥へと向かっていってる感が増していきます。
さっきまで走っていた五ヶ瀬町の大仁田林道や諸塚村の山道とは違い、その雰囲気は以前、屋久島で山登りをした時のような、人の気配のない「もののけ姫」の舞台のような、自然の力強さを感じます。さすが九州の秘境。命の危険を感じるような凄みがあります。
まあ、好きなんですけどね。こういうところ。
そして、こんな場所を山を感じながら程よいペースで登ることも。
大型バイクを所有していた時のロングツーリングでも、飛ばしてしまうとつい景色を見逃しがちでしたが、今回の林道もそう。
デカい落石がごろごろしていたり、崖が崩れて道幅がバイク1台分くらいしかなかったりで、こんなところに来られるのは、オフ車やアドベンチャーバイクならでは。
個人的にはこれを限界までぶっ飛ばしてしまうと、バイクとの対話は出来たとしても、自然との対話ができない。大型からG310GSにしたことで久しぶりにペースを落とす楽しみを思い出させてくれたので、まわりの自然も堪能しながら遊びたいと思います。
もっとも依然として、アクセルを空けて楽しむのも好きですが、そのどちらにも対応してくれるG310GS、ありがたや、デス♪
そして、到達しましたよ。
椎葉林道と内大臣林道の終点であり結合点、椎矢峠の頂上へ。
九州のトッペン!
て、感じです。
いやあ、ここの気持ちよさは来た人にしか分からないなぁ。
伝えたいけど伝えられない。
来れる乗り物をお持ちの方(もしくは登山)
オススメです。
さて、
頂上を制覇した僕は、かなり上機嫌。
五ヶ瀬町の林道をスタートした時は、まさか今日、椎葉林道を走るなんて考えてもいませんでした。いつか到達してみたい場所として神々しく思いながらも目標にしていた椎葉林道。その頂上まで来てしまったのです。
達成感満載。
「さ。帰ろうか。」
と言うと、
CT200「え。戻るんですか?」
G310GS「え?」
CT200「もう同じ道で椎葉に戻りたくないなぁ。」
G310GS「・・・・・・」
それって、まさか内大臣に進むってこと。。。
いやいや。ここまで椎葉林道を約9km走ってきたんよ。ここの林道総距離40kmって聞いてるから、これから残り30kmっすよ。しかも今よりも荒れてるって情報よ。更に途中で崖崩れとかで通行止めだったらどうすんの。そっから引き返すんだよ。いやいやいやいや。。。。。
そんな話を色々してみました。
しかし、
CT200「いや。大丈夫っすよ。行ってみましょ!」
なぜかポジティブ。。。
ということで・・・・
あのう・・・
目の前すでにめっちゃ荒れてますけど。。
ここを進むことになりました。
仕方ない。
行くと決めたら、覚悟を決める。
あくまで無理せず行こうじゃないか!
あぁ、前途多難。。
次回、最終話。