コダクロームがついに本国アメリカでも完全製造中止とのこと。
1935年以来、プロ用の特別なフィルムとして作られ
そのために一般の方々には聞き慣れないフィルムでしょうが
このフィルムから生み出された名作は数知れません。
70年代の頃の明るい印象だがちょっとくすんだような
感覚的には何か懐かしい、それでいて感性にすっと入り込む
色の深み。コダクロームを筆頭とするフィルムの「味」は
まだ手に入れることはできるが、デジタルの並みに押されて
次第に忘れ去られて逝くのか。
ぜひ、CDとレコードの関係のように残ってほしいものです。