4×5(シノゴ)
Dazzleさんにお約束なのでupします。
これはエボニーというメーカーのSV45TEというモデル。一応モデル名はあるが、なにせ完全受注生産方式でセミオーダーからフルオーダーまで自由自在のメーカーなのでモデル名はあってないようなもの。エボニーの名前通りボディは全て黒檀で作られています。そして金属パーツは全てチタン。だいたい発注してから半年待ち。私はお知り合い速度で作っていただいて3ヶ月。そう、これMade in Japanなのです。しかし、常に世界中からオーダーが絶えない人気モノ。
このように獅子舞みたいにくねくねさせることでピント面を3次元で立体的に走らせます。つまり普通はカメラのフィルム面に対して平行にしかこないピントを斜めに自在に走らせることができるのです。(分かりづらいか)
で、4×5になるとレンズはカメラメーカーに準ずることなく世界中のいろいろなメーカーのレンズを自由に取り付けることができます。因みに4×5とはフィルムサイズのことで4インチ×5インチのこと。だいたい13cm×10cmほどのフィルムになります。撮影後にフィルムを見ると恐るべきリアリティに圧巻です。デジカメなど残念ながら相手になりません。
dazzleさん。究極アナログの世界にようこそ。
後ろ姿。左右天地すべて逆に写る。