The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

樫の木の丸太

樫の木で炭を作る職人さんのところへお邪魔した。
そのおじさんはまだ修行中らしく、近所の名人のおじいさんから学んでいるらしい。

「師匠は温度も計らずに煙だけを見て火をとめるタイミングを決めるんだよ。あれはこの辺じゃあ戦前の人しか出来ないんだよね。」

と、言いながらもそのおじさんが作る炭は、はじけば金属のような甲高い良い音がして、長時間燃え続ける素晴らしい炭。なんでも上には上がいるもんですね。僕にとってはこのおじさんが師匠です。

その師匠から今日は、直系25cmほどの樫の木の丸太をいただいた。
高さも20cmちょっとという感じで作業台にちょうどいい感じ。丸太を作業台というのは普通の人には分かりにくいけど、山で働く人、ブッシュ系の人はテーブルなど人工物はほとんど使わずに丸太など自然で手に入るものでなんでもやってしまう。樫の木は密度が高く重くて、作業台にはかなり都合がいい。この上で薪を割ったり、スプーンを作ったり、コーヒーを飲んだり色々するんです。上手い人はね。あやかります。

樫の木の皮をちょっと剥いたら、磨いてもいないのに艶のある美しい肌が見えた。
先ずはこの丸太を庭で磨くことにしよう。

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趣味はキャンプです。

最近はすっかりキャンプにはまりました。
これからは趣味はキャンプです。と、言いたい。

今までも20年ほどキャンプをしてきたけど、ここまで本気ではまったことはなかったかな。しかし、心ははまっていてもこればかりは場数を踏んで学ぶしかない。いや、学びたい。自然からもらえるものは無限ですね。

映像は、北九州の方がアップしているブッシュクラフトの様子。
やはり心を学んでます。





ブッシュ気分に浸りたくて20年ぶりにオイルランタンを買った。
安いし、光が優しいし、めちゃくちゃイイ。
15年使っているコールマンのランタンと共に一生モノとして愛用していきたい。

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趣味、その3

調理にいっぱいいっぱいで、ろくな写真がないけど、人生初のスパイスからカレーを作る。目的は野菜料理のバリエーションかな?この夏は栄養バランスを整えるだけで、普通に3食とって、たいした運動もせずに7kgは体重を落とした。

野菜は元来好きなので食べるのに苦はないが生野菜ばかりではそんなに食べられない。しかし摂取量はもうちょっと増やしたいし、より美味しく食べたい。蒸し野菜、パスタ、ワカモレやチリコンカンなどでも美味しく食べているけど、ずっと作ろうと思っていてなかなか手を付けていなかった完全手作りカレーでチャレンジしてみようと思い立った。多様な方向性のカレーのなかでも、目指すのは時間をかけすぎない手早いカレー。

いいね、オイシイね。
一回目にしちゃ、かなりいいんじゃ。

と、持続力を維持できそうな味には仕上がった。
「トマトと生姜の鶏ささみカレー」

そして、実は最近の趣味は全てキャンプに繋がっている。
キャンプ、カレー、コーヒー。

ポジティブで楽しい、趣味的健康管理を極めたい。


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コーヒー豆との対峙

きっかけは東京の友達から、いかにも美味しそうなコーヒー豆が届いたこと。

コーヒーはけっこう好きだったけど、今までは面倒臭くてだいたいドリップのみ。そのドリップもかなり適当におとしてた。考えてみたらそれって好きって言わないんだろうけど。
それとは別に、お酒は大好きで飲むとけっこう深酒してしまうほうで、これをそろそろコントロールしようと思っていた。そこで自宅のお酒をやめて、趣味と言えるくらいにコーヒーを極めてみようと考えた。何事ものめり込む性分だけど、それをこの際活かそうではないかと。

届いた豆は、盛岡のクラムボンさんというところの豆で、エリー(友達)のお気に入りらしい。深煎りで香りも深く香ばしく、かなり濃い茶色でツヤツヤしている。当面はこの豆をどこまで美味しく淹れられるかについて研究しながら学ぶつもり。

初めて淹れた感想は、苦いけど甘く酸味はほのかで、後味は割とすっきり。もともと苦く出るだろうと思って少し豆を少なめにしてみたけど、どうもこれでは物足りない気が。きっともっと苦みを出しても嫌みのない味に仕上がるのだろうなと感じて2杯目からは豆を増量。そして、ドリップのテクニックが重要なことに気づく。(今ごろ。。。)
ポットも買い直して、手をぷるぷるさせながら1杯1杯淹れています。

コーヒーって、かなり繊細らしいですよ。。

まだ、全く豆の潜在能力は出し切れていないと思うけど、それでも夜にレコードを回しながら、お湯を沸かしつつゆっくりコーヒー豆と対峙する時間は、既に趣味と言ってもいいかもしれません。

いつかコーヒーを淹れる腕の方が趣味であると言えるように日夜頑張ります。


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2年ぶりのキャンプ修行(蔵迫温泉オートビレッジさくら)

2年ぶりにキャンプに行ってきた。

独身の頃は、550cc幌ジムニーの後ろに簡易なキャンプ道具を積みっぱなし。
仕事が終われば家に帰らず山で寝泊まりなどしていたから、1年に何度泊まっていたか分からないほど幕を張っていた。(幕を張らずに寝ていたことも多々だけど)

しかし、家族を持ってからはそんなことなど出来る訳もなく、仕事は忙しくなるわ、子供はまだ赤児だわで気がつけば全く行けずに後々でも1年に2度も行ければ上々。道具やスタイルはどんどん進化するなかで、もはやキャンプ初心者と言っても間違いないレベルまで成り下がっていった。また、ファミリーキャンプに関しては本当に初心者で、道具もやり方も何もかもが違うので完全な学び直し状態。

また去年は、熊本震災があったことで阿蘇にも行きづらくなり、地震から2ヶ月ほどはほとんどキャンプに近いような生活もしていたから、なんだかお腹いっぱいな感じで、全く行かなかった。
ということで、今回2年ぶりのキャンプとなった。

だけど、最近はバイクにしろレコードにしろ、原点回帰的発想が自分の流れになっていて今回のキャンプも意気込みだけは半端なかった。目的はキャンプの達人に回帰するためのデータ収集。食事や遊び方、過ごし方の再構築と道具の見直しで、楽しむというよりも完全に勉強モード。今回以降は行ける限りキャンプに行き尽くし、トライ&ゲットを繰り返すつもりだ。

あー、またすぐにでも行きたい。

因みに最近は、Youtubeで芸人ヒロシさんのヒロシキャンプばかり見ている。そして見る度に、今更ながらたまにはソロキャンプとか男数人のキャンプもしたくなる。
これも原点回帰でしょうか。

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【キャンプ情報?】
今回修行の場所に選んだのは南小国町満願寺にある「蔵迫温泉オートビレッジさくら」。キャンプ初心者に温泉は必須です。天候は完璧な晴れ。気温も18〜28度でパーフェクト。
しかし、ファミリーキャンプを快適に過ごすには、まだまだ修行が足りずたくさんの事を学んできた。ファミリーキャンプマスターへの道はまだまだ遠い。

オートキャンプの施設自体は簡素なので、ファミリーで電源付き悠々自適キャンプをしたい人には向かないかもしれませんが、サイト数が少ないので人がごみごみすることはなく、自分の持って来た道具で全て満足という方には、さして不満のない良いキャンプ場だと思います。小さいキャンプ場ということは、どこにテントを張ってもお風呂も水場も近いということ。管理棟には、生ビールやお酒、お米、薪、自販機などはあり。
阿蘇サイトと久住サイトに分かれていて、人気は絶景が見える阿蘇サイトですが、風の強い日にあたれば阿蘇サイトはヌケがいい分、結構なバイオレンス状態になりそうだし、ソロキャンプなら絶景もいいけどファミリーなど人数多めのキャンプだとそんなにいつも絶景ばかり見てる?という考え方(夜は見えないしね)もあるので、案外久住サイト側も落ち着いていてアリだと思います。ただし、どちらのサイトも場所によっては区画が狭いので、ファミリーで大型テントとタープも張りたい人にはちょっと狭いかも?私は気に入ったのでファミリーでまた行きますけどね。ソロ〜2人のコンパクトキャンプで天気の良い日に阿蘇サイトで幕を張ったらチョーーー最高だと思います。
温泉は、温度も丁度良く(私は熱いお湯は苦手)、とりあえずこれがあるだけでもう最高とも言えます。
あ。天気の良い夜は星がすごく綺麗なので、やっぱりヌケのいい阿蘇サイトはオススメかも。

基本に返ろう

最近、人生最大の決断の時期が訪れた。

それは大型バイクから足を洗おうか、ということ。

バイクも所有しているブルターレも全く飽きていないし、大好きだ。
でも、乗れない。乗る暇がまっったくない。できればバイクで旅に出て、知らない景色を見たり、暑いとか寒いとか、雨が痛いとか、そんな目に遭いたい。
しかし、乗れない。

人によっては、好きなものを使わなくても長く持っていられる人がいる。
私もそれをやってみようと人生で何度か試みたけど、どうしてもムリ。
特にモータリゼーションはまったくムリ!
動かせないで、ただじっとしているバイクや車を見るだけなんて、苦痛でしかない。

モノは使ってナンボ。自分のDNAがどうしてもそう囁く。
とは言え、バイクそのものから降りることは、これもムリ。

そこでネクストプラン、小排気量化。

車検なし、小型化してメンテなどの経費をグッと落として、尚且つライトウエイトで小回りも効いて、日々の脚としてもちょっと活躍していただく。タンクを跨いで気持ち良くコーナーをリーンできる、自分が頑張りさえすれば長旅もできる、そういう経費のかからない小排気量車がほしい、という今のところの結論。

そして、車種選定。

バイクにもとめる味、スピード感。
絶対的に速くなくても、いいフィーリングで乗っていて楽しい。メンテやカスタムが容易で楽しめて、リーズナブル。

見つけた。たぶん。

そいつをちょっとカフェっぽくして、エンジンいじって、けっこう走れるようにする。
旅にも行けるようにする。

久々にオタクパワーに火が付いた。高いバイクを乗れなくて眺めているより、そんなやり方が楽しい。オートバイの基本に返ろうと思う。

そういや、欧米人ってそんな楽しみ方が実に上手なんだよな。

まずは良い個体を探さなくては。

と、言ってもきっと、数万円だな。

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そんなこと言って、数年後に大型でぶいぶい言わせてるかも。
乗れる環境だったらね。

まるで攻殻機動隊のよう。骨伝導イヤフォンは引きこもりにお奨め。

妄想に浸るのが好きな自分にとって、カセットテープのウォークマンを初めて聴いた時は衝撃だった。景色の変わり栄えがない家で引きこもるよりも、外で引き込もっていられるあの感覚は自分に妙に合っていて、好きな場所で周りとのコミュニケーションを遮断して妄想できることは、最高に望ましい魔法のような道具だと思った。そう言えばオートバイが好きなのも、ヘルメットのスクリーンの中から流れる景色を見ながら、好きに妄想に浸れるからだと思う。

しかし、社会人になって忙しくなって、フォトグラファーになって機材を運ぶ為に車で移動しなくてはいけなくなって、いつの間にか随分と引きこもれる時間が減った。これは個人的趣向としても、職業的にも大問題。お風呂やトイレで発想が浮かぶという人もいるようだけど、自分には妄想して浸れる時間が重要で、まず自己確立、自己保存として必要なので発想よりもよほど重要で問題だ。因みに車という道具は個人的には引きこもれない。考え事はできるけど、妄想は出来ない。なんでだろう。知らん。

とにかく、手っ取り早く引きこもる自分流の方法は、オートバイで旅をするか、ウォークマンか、なのだけど、最近はオートバイすらも乗る暇がろくにない。まあオートバイで旅をするほどの時間は手っ取り早くもないといえばそれまでだけど。そこで消去法で残るのはウォークマン。しかしこれなら簡単!という訳にはいかない。いったいいつ聴けるのだと。そもそも一人になる時間がないのだ。耳にフタをして周りを遮断していい時間がないのだ。実は今までにも何本もイヤフォンを気分で買って試しているけど、結局は装着するタイミングがない。時間がない。そりゃあ引きこもれないよな。

そこに、そこに!である。

全く新しい概念で、まるであのウォークマンのように突然に衝撃的なものが現れた。
そして、手に入れた。

骨伝導イヤフォンである。

骨伝導イヤフォンとは、簡単に言うと頭蓋骨を振動させて、直接聴覚神経に音を届けるもの。最近運動の為に可能な時は自転車移動をするようにしているので、何か音楽でも聴きたいと思ったのだけど、通常のイヤフォンでは耳を塞いでしまって危ないから何かないかと調べたことから発見した。この骨伝導イヤフォンの面白いところは、流す音楽は耳の奥でまるでイヤフォンを深く差しているかのように鳴っているのだけど、耳を塞いでいないので外の音は通常のまま入ってくる。これは人類史上初の体験だ。

そして、その衝撃から次に何を連想したかと言えば、「攻殻機動隊」だった。攻殻機動隊は、未来のアンドロイド化した人間の脳が直接ネットに繋がっている電脳化社会で、仲間が脳に直接話しかけてくる場面が数多くあるが、この骨伝導イヤフォンはまさにそれを体感できる。因みに購入したイヤフォンはBlue Tooth方式で接続、音楽はもちろんマイクも装備していて電話も話すことができる。会話が直接聴覚神経に届くなど、攻殻機動隊さながらだ。

最初はこれが引きこもりに役に立つとは全く考えていなかったが、使ってみるとウォークマンの引きこもり感はそのままに気分次第で音楽と共に脳内を遮断できて、意識を外に持っていけばいつも通りの外。自転車、車内、仕事中の事務所、自宅、いつどこで装着していても大丈夫。いつ人が話しかけても、電話がなっても大丈夫。なんなら脳内で音楽を聴きながら耳掃除ができる。つまり引きこもりし放題である。

実際に今も装着中、音楽を聴き、引きこもり気分で書いている。そこにスタジオの電話が鳴った。普通に対応。電話を切ると、また引きこもりモードに入る。完璧である。

もしもオープンな引きこもりが好きな方がいたら、お奨めです。
電脳化、してみませんか。


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