The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

久しぶりのブログは、地震の感想。

4月14日余震。
4月16日本震。

貴重な体験だった。
400年に一度なんて、当たり年もいいとこだ。

家が倒壊、なんてことは幸いなかったけど、失ったものは色々ある。
失ったものがあるということは、隙間ができたということだ。
神様が空けた隙間には、せっかくだから残りの人生に良いもの、良いことを入れたい。
きっと神様がやることは悪いことばかりではない。

そう思うと、人生がまた面白くなってきた。

熊本地震から約2ヶ月。
長い人生を送るなかで蓄積された奇妙な塊はほとんどどこかへ消えた。
あとは若干の取り戻すべきものと、新しく挑戦すべきことへと向かう。

人生はそろそろ折り返しの時期かと思っていたけど、
ただ前に向かうだけだった。


つくづく、人生は、面白い。




 

映画「冬の蝶」完成しました

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年末から仕込んで、正月から携帯の電波も入らない山奥で撮り続けた映画「冬の蝶」が月末にようやく完成しました。短編なので圧倒的な速度で製作できましたが、内容は吐くほど濃かったです。仕事の合間の作品作りですからね。まあ仕方ないです。


週末に海外の映画祭などにエントリー、今週はトレーラー(予告編)を製作します。
トレーラーできたら公開しますので、ぜひご覧ください。