精神の自由
鹿本高校を230人中200番台で卒業。
地元農協に就職の数年後、阿蘇で牛を飼いたいとの夢を持ってアメリカに海外留学。
アメリカで生まれて初めて勉強の楽しさを知り結果、ハーバード大学を卒業。
就任後はすぐに自らの給与を100万円カットして手取りは10万円以下とのこと。
「わたしは比較的精神が自由ですから、欲とかお金はいいんです。」
昨日、そんな知事を撮影する機会を得た。
川辺川ダムの中止表明は全国に21世紀の地方のありかたを考えさせられる
メッセージを投げかけたことで知事は一躍全国に知られる人となった。
当たり前だが、まだ誰も知らない未来をこじ開けていく重責を担う知事。
これからも問題山積な中、賛否はいろいろ出るだろうが
県北の片田舎から努力で未来をこじ開けてきた知事の目の輝きは
いっこうに失せてはいない。わたしはその目に惹かれました。
なぜなら写真家相手に目の輝きを騙すことだけはできないからです。
「若い人たちに言いたい。夢は無限大です。」
そうおっしゃる知事の活躍に期待しながら、本当に住みやすい熊本が
実現することを願います。