The smell of sky

Photographer。知らない土地と、スタンダードが好き。アート、自然、田舎は心がヒリヒリして落ち着く。最近は400年に1度の大地震を経験して新たな悟りを開く。煩悩がある人間はこんなことがないと気づかない。

内に湧く財産

昨日は思わぬ熱中症で死ぬかと思いましたが、元気に仕事しております。
さては先週良いことがありすぎた罰でしょうか。

まずはヴェネツィアングラス作家、植木寛子さんのところへ行ってきました。
ヴェネツィアで職人を率いて数々のイメージをガラスで具現化していくつもの賞を
受賞している若干32才のうら若き女性です。3年前の個展のときに作品に惹かれて
ゴンドラという作品をひとつ買ったのですが、伺うとお顔を覚えていてくださって、
話も弾みました。今回はパスタ皿を1枚購入。
今度は是非、ベネツィアを訪ねてみたいと思います。

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そして、次は長崎書店で開かれた写真家、若木信吾さん監督第2作、
台湾を舞台にしたドキュメンタリー映画「トーテム〜song for home〜」を
観にいきました。
と、言ってもマサノブが病気になりひとしきり看病してから向かったので
着いたときには映画はエンドロール。1時間ほどのトークショーだけを
聞くことになりました。トークショーはとても楽しく面白かったのですが
逆に映画がすごく観たくなってしまいました。若木さん、DVD待ってます!

そのあとは数人で食事ということで、私も参加させていただき若木さんの
ポテンシャルをジーーーーッと見させていただきました。笑
とっても素敵な方で、いずれの写真家にもれずシャイな方。
言いたいことは写真にこめれば良い、ということですね。
はい、そのとおりでございます。

最後は、絶版になり本当に分かる人に売りたいと、若木さんが自身で買い取った
古い写真集を分けていただきました。レアな本です。プレミアという意味でなく
内容が。痛いほどにびんびん伝わります。

本当にお会いできてよかった。

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左が若木信吾さんで、お隣にいるのは青木由香さん。
台湾に住んで約8年。台湾では超有名人で最高に気さくで素敵な方。
若木さんの台湾での映画制作にコーディネイターで付かれたのが縁で
今回一緒に熊本にいらっしゃいました。
青木さ〜ん、台湾に行ったときはよろしくお願いしまーす。

先週は物作りのご縁がぐっと広がった1週間でした。
おかげさまでまた、自分の制作にちょっと見えたものがあった。なによりの財産だ。